WE PROPOSE A DESIGN FOR THE LIFESTYLE
THAT REPRESENTS THEIR OWN VALUES.
The Inner Kingdom of the heart
2015年07月26日

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先日楽しみにしていた「舟越桂展」に行ってきました。
暑い中、県立美術館は多くの人で賑わっていました。
いつきても素敵な建物ですね、さすが安藤忠雄。

で、舟越桂展ですが、舟越桂といえば
天童荒太のブックカバーなどで印象的な
彫刻作家というイメージが強いのかと思います。

静謐さと異形さを兼ね備えた彫刻。
どこを見ているのかわからない眼。
なにかを諦めてしまったような、
いまにも爆発しそうな魂をかかえているような
不安な表情。

今回の展示は文字通り目と鼻の先まで近づいて
作品を鑑賞することができ、
もう一人の自分と対峙しているような
不思議な錯覚に陥りました。

おそらく多くの訪れていた人たちも
それぞれの作品に自己を投影し、
自分の内面を暴かれたような
気持ちになったに違いありません。

僕はひとつひとつの作品を近づいて鑑賞した後に
一度全体を見渡すように会場を見てみたのですが、
1つの作品を見るのには一人で対峙するようになるので
そのひとつひとつの作品を見ている人たちから
それぞれの感情が立ち上がるような
風景をみることができました。

改めて人間1人一人というのはそれぞれの人生があって
心に抱いている気持ちがあるのだなと感じました。
当たり前で陳腐なことかもしれませんが、
実際に肌を通じて感じることはやっぱり大事です。

僕は無神論者ですが、
心の中の王国という考えはわりに好きです。
もっと自分の心の王国に耳を澄ませ、と
舟越桂の作品は問いかけているようにも思えました。

自分の心の王国に耳を澄ませたことがありますか?

You may dream
2015年07月18日

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先日までの台風もようやく落ち着いて
神戸は晴れ間が見えてきました。
連休の始まり、夏休みの幕開けには最高のシチュエーションです。

夏の始まりを告げる我が家の風物詩として「祇園祭」があります。
といっても京都のそれではなく神戸の「祇園祭」です。
平清盛が京都から福原に遷都したことの名残なのでしょうが、
我が町にも「祇園神社」があり、屋台がすらっと並びます。
まあそれだけなんですが、なかなか屋台にもレトロな味わいがあって
我が家から徒歩5分でいけることもあって毎年楽しみにしています。

しかし4、5年前まではスマートボールやままごとセットの屋台など
昭和の雰囲気がたくさんあったのに、
最近ではからあげ、たこやき、フライドポテトの屋台ばっかりで
ちょっとちがうんじゃないか?といいたいです。
がんばれ、裏・祇園祭。

夏の祭りの思い出というのは甘酸っぱいものから切ないものまで
だれでもひとつやふたつは持っているものだと思います。
夢見るような思い出を(甘くも辛くも)作るには
お祭りというのは最高ですよね。
がんばれ、恋人たち。

ということで今年も無事「裏・祇園祭」を詣でて
我が家では今日から「夏宣言」されました。
僕の一番好きな季節です。

「あちーあちー」いいながら楽しみましょう!

Best album in June
2015年07月05日

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7月に入って色んなところでセールが始まっていますね。
僕はいつもセールなのに、ついプロパーのものを買ってしまうタイプです。。
こういう人って結構いるような気がしますがどうでしょう?

突然ですが、6月によく聴いていたアルバムです。

1. Applescal – For
2. Breakage – When The Night Comes
3. The Central Executives – A Walk in the Dark
4. The Internet – Ego Death
5. Moritz Von Oswald Trio – Sounding Lines
6. Nocturnal Sunshine – s.t.
7. Pete Rock – Petestrumentals 2
8. SOAK – Before We Forgot How To Dream
9. Thundercat – The Beyond / Where the Giants Roam

6月は良いリリースが多かったですね。
特に5、9には痺れました。。
期待通りの4の新作、貫禄の7なども何度もリピート中。
上記は主に仕事中に聴いてました。
ちなみに全てiTunesで購入しています。


Thundercat performs “Them Changes”