WE PROPOSE A DESIGN FOR THE LIFESTYLE
THAT REPRESENTS THEIR OWN VALUES.
A stopped clock works again.
2017年06月24日

細野晴臣さんの新譜が発売になるということで
いままでの作品や著作をまとめて振り返っています。
僕にとって細野晴臣という人は尊敬する大人であり目標であり
あるいはメンターといっていい存在です。

昨年の港町ツアーで見たときは痩せて体調が悪そうだったので
とても心配だったのですが(自身でもそういっていた)
今回の新譜とツアーの発表は本当にうれしい。
また元気な姿を見たいです。

細野さんはハンバートハンバートの新曲(すばらしいです)でも
長岡亮介のギターとともに
素晴らしいベースプレイをしています。
ハンバートハンバートの二人も僕の憧れです。
こちらの新譜、ライブも今から楽しみです。

わけのわからない、どうしようもない時代に
気持ちの整理がつかないままに時間が過ぎていくときに
僕にとって彼らの存在は希望以外のなにものでもないです。

Like a lighthouse on isolated island which lights up midnight sea.
2017年06月10日

かなり前回のブログから間が空いてしまいましたが、ご報告です。

弊社、株式会社マークは
2017年6月1日付けで11期目を無事迎えることができました。
これまでなんとか仕事を続けてこられたのも
ひとえに皆様のおかげです。
この場を借りて、深く深く感謝申し上げます。

思想家の吉本隆明が

「才能のあるなしなんか関係ない。
10年ひとつのことを持続すればどんな奴でもまあ、ものになる」

といっていたのを信じて、とにかくこつこつやってきました。
10年をすぎて11年目に入り、ものになったかどうかはともかく
自分のスタイルで仕事を続けていける自信はついた気がします。
これからも驕ることなく、しっかり自分の足下を見て励んでいきたいと思います。

とはいえ、起業当時は会社を大きくして人員を増やし、
カフェやショップを経営したりして、
いずれは現場からは離れたいと考えていて、
実際そのように仕事をしていたのですが
ある時期からそういったことに
あまり興味がなくなってしまいました。

それよりも小さくてもいいから
ひとつひとつの仕事に自分自身が
一個人としてしっかり関わりたいと
切実に思うようになりました。
なにかそのように思考転換しないと
少なくとも僕自身は、長く続けることができない気がして。

時に集団が大きな声を上げると、ただのムーブメントで終わったり、
数と数の戦い、イメージとイメージのぶつかり合いになって
当初の純粋な部分が見えなくなって、
なにかわけのわからないものが入り込んできてしまう。
そういった経験をしたことがある人はきっと多いと思います。
僕も個人的にも仕事としても経験があります。

これからは、夜の海を照らす孤島の灯台のように、
古い校舎に掲げられる小さな旗のように、
仕事やブログでしっかり意思表明していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。