暑い日が続きますね。
毎日の自転車でのジム通いも
それ自体がトレーニングになってしまっています。
しかし体脂肪って落ちないですね。
僕はみかけによらず体脂肪率が高いので(隠れ肥満と言うそうですが)
数値を言うと結構びっくりされます。
好きなミュージシャンやアーティストが
歳をとるにつれて太ったり腹が出たりするのを目にするたびに
身を引き締める自分です。
…ということで今週の教訓。
「なりたい自分よりもなりたくない自分を明確に持つ」
話変わって8月19日から23日まで夏期休業をいただきます。
期間中の連絡対応は行えませんので
何卒ご了承下さい。
夏期休業中は島に行ってきます。ちょうど写真のようなアートの島です。
8月は我が家では結婚記念日、妻誕生日、犬誕生日など
記念日続きで家族サービスがホント大変です、って
まあいつもまとめてやっちゃうんですが。
それではよい夏休みを。
Have a nice summer vacation!
昨日は念願のヴォルフガング・ティルマンス展へ行ってきました。
ティルマンス展は約11年ぶりの日本での開催(しかも大阪のみ)ということで
どうしても観たかったのです。
ちょうど大阪、神戸共に花火大会の日ということもあって
街中には浴衣姿の人たちがたくさん溢れていました。
暑い中、ひいひい言いながら美術館に到着して
息も整えずに大量の写真を一度に観たせいか
それとも彼の写真が持つリアルさ、批評性、雑多性などの毒気(のようなもの)を
浴び過ぎたせいなのか、会場の最後の方には目眩がして
一度休憩しないと鑑賞できない状態になってしまいました。
ティルマンスといえば90年代を青春時代として過ごした
僕のようなサブカルチャー好きにはまさに神のようなフォトグラファーで
影響を受けた人も数知れずいると思います。
ただこうして青春時代を過ぎて、当時を振り返るように作品を観ると
また違った意味で胸がざわつくのを覚えました。
時は過ぎる、しかし忘れられない事もあるということなんでしょうか。
久々にCONTAX T3をもって街に出かけようと思います。
8月に入って本格的に暑くなってきました。
燃えますっ(夏大好き)。
愛犬はだらけきっています(夏大嫌い)。
突然ですが、7月に読んだ本。
滴り落ちる時計たちの波紋/平野啓一郎
人間の尊厳と800メートル/深水黎一郎
コップとコッペパンとペン/福永信
キルリアン/藤沢周
祈望/藤崎慎吾
おがたQ、という女/藤谷治
彼女の部屋/藤野千夜
理由はいらない/藤田宜永
クレーターと巨乳/藤代冥沙
アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎
不思議というには地味な話/近藤聡乃
村上さんのところ/村上春樹
忘れられた巨人/カズオイシグロ
リストをみて、おや?と思ったカンのいい人もいるかもしれませんが、
僕はライフワークとして「図書館で読んだことない作家をA-Zで借りていく」という
地味なことをしています。
今は「は行」あたりを読んでいるのでこんな感じになってます。
あとは新刊とか妻が借りてきた本をちょこちょこ読んだり。
大体月10〜15冊ペースです。
こんなことをやっていると「ハズレ」のほうが
圧倒的に多いんですけど、このハズレの蓄積が
確実に本を正しく評価する力を養うことになります(と思う)。
今月読んだものでは藤田治と深水黎一郎がとてもよかった。
村上春樹、カズオイシグロは僕にとっては音楽でいえば
ビートルズやビーチ・ボーイズみたいなクラシックな座標的存在なので
なにが出ても楽しめるというか、出してくれるだけでありがたい。
あとなぜか「伊坂幸太郎好きですか?」とよく聞かれるんですけどなんでだろう?
全作品は読んでないですけど1/3位は読んでるふつうのファン、
ぐらいの立ち位置だと思います。
彼は音楽でいえばイーグルスとかシカゴとかにちかい存在です。
あくまで僕にとってはですが。
やっぱり小説を読むっていいですよね。
自分の感性を広げ、息を潜めて意識の奥深く潜っていく体験は
小説に勝るものはないと思っています。