WE PROPOSE A DESIGN FOR THE LIFESTYLE
THAT REPRESENTS THEIR OWN VALUES.
Possibility of birthday
2025年04月06日

先日、誕生日を迎えました。
すでにアラフィフですが、さすがにこの歳になると
もうオジサンだから〜、などと自虐的になれないですね。
歴とした、まぎれもないオッサンだ。
 
男は自分のことをオジサンと言った時点で
オジサンになっていく、とたしか
村上春樹が言っていた気がしますが
風采はともかく、いつまでも自分の可能性や
成長することには貪欲でいたいですね。
 
さて、誕生日はオイスターバー(人生初)で
お祝いをしてもらったのですが、いく前は
「牡蠣なんてそんなに食べられるものじゃない」と
思っていたのですが、アレ、無限に食べられますね(苦笑)
いやはや、まだまだ知らないことがいっぱいだ。
 
牡蠣と言えば、スーパーに売っている「加熱用牡蠣」って
僕は頭っから「カキフライ or 鍋」用と思い込んでいました。
でも、「加熱用」だから茹でても蒸しても焼いてもいいんですよね。
 
「加熱用牡蠣」って調理が面倒だなあと
思い込んでいたので、もう目から鱗です。
茹でるだけでも、ただ焼くだけでもいいんじゃないか!
これからもっと家で食べよう!とツマに熱く伝えたのですが
どうもピンとこなかったみたいです。
 
写真は昨年、50センチくらいの大きさで買ったミモザ。
話には聞いていましたが、すぐにめちゃくちゃ大きくなって
今年は可愛らしい花をたくさん咲かせてくれました。
家に花が咲く植物があるって豊かだなあ。

KOBE BOOK FAIR & MARKET
2025年03月23日

昨日、神戸六甲アイランドで開催された
「KOBE BOOK FAIR & MARKET」へ行ってきました。
大手書店、出版社や個人店舗の書店やリトルプレス出版社まで
多数のブースがそれぞれ個性あふれる棚を作っていて
とてもおもしろかったし刺激になりました。
 
僕はデザインの仕事をする前はレコード店に勤めていて
趣味で音楽に関するフリーペーパーを作っていたのですが
その時の気持ちが一気に戻ってきて胸が熱くなりました。
なんだかんだ言っても紙媒体で表現したい人って
いつまでもいなくならないと実感しました。
 
写真は購入してきた本。
どちらも新刊で「ぼくの部屋においでよ」はリトルプレス。
水丸さんの新刊は京都の淡交社さんから出版されたもの。
 
加藤和彦の名曲を連想させる「ぼくの部屋においでよ」は
サバービア、アプレミディ、渋谷系、ディモンシュなど
90年代を青春時代として過ごしてきた身としては
赤面するくらい(いい意味で)のレコードガイドでした。
どこを切っても当時の匂いがします。
 
水丸さんの本は彼が集めていたブルーウィローをはじめ
スノードームや民藝などを洒脱なデザインと装丁で
丁寧に愛情こめて編集されたんだろうなと実感できる本です。
「いまならポストカードついてますよ」と言われて
条件反射で買ってしまったです(笑)

I never knew who Ryuichi Sakamoto is.
2025年03月09日

今年は「見逃している古典や名作を
しっかり観る、読む、聴く」という目標を立てました。
そのひとつとして坂本龍一のことをもっと知りたいと思い、
彼が遺した作品や著作を少しずつ聞いたり読んだりしています。
 
彼のディスコグラフィーはサントラや共作も含めると
膨大なものになるので、ちょっと手に負えないのですが、
オリジナルアルバムは、ほぼ聴くことができました。
本当にサブスクがある世の中でよかった。
時系列でしっかり聴き込んでいくと、
ラストアルバムの「12」がとりわけ胸に沁みます。
 
本については、編集されたものや評論本は多いのですが
彼自身が書いた本というのは意外と少なくて、
こちらもぼちぼち借りたり買ったりして読んでいます。
僕は音楽方面の坂本龍一をメインに知っていたので、
彼の生い立ちや社会に対する立ち位置、態度などを
改めて詳しく知ることができて、とても興味深かったです。
 
以前の僕は坂本龍一に対して、インテリで小難しく、
近寄りがたいイメージを抱いていたのですが、
そういった面よりも物事に対してフラットで真摯な
態度を貫いた人だったんだと再認識しました。
あとユーモアとやさしさもある素敵な人だったんだなと。
彼のライブに一度も行かなかったことを、
今更ながら後悔しています。
 
YMOの生き残り(by 矢野顕子)の細野さんには
妖怪になるくらい元気でいて欲しいです。

All things must pass, again
2024年12月28日

早いもので2024年もあと数日で終わりですね。
今年もいろんなライブや展覧会に行ったり、旅行もできて
公私共に充実した一年になりました。
 
今年は意識的にSNSやネットニュース、テレビなどの情報から
距離を置こうと思って過ごしていたのですが、
なんだかますます自分の考えと世間との距離が感じられて
自分の考えていることは一般的じゃないのかしら?と
強く感じることが多々ありました。
 
こんなにまわりからの意見に振り回されて、
嘘かほんとかわからない主張が正論とされて、
世間体を気にしながら生きていかなくてはならないなら
全ての関わりを断ち切って、スマホを海に投げ捨てて、
いち早くドロップアウトしてしまいたいっ!なんて思っちゃいます。
 
そんな戯言はともかく、今年もみなさまありがとうございました!
お体に気をつけて、健やかな年末年始をお過ごしくださいね。
 
追記:
写真はクリスマスにゲットした細野晴臣キャンディBOX。
キャンディはPAPABUBBLE。
デザインは田名網敬一+宇川直宏。最高のデザイン&コラージュ。
宝物が増えました。

kimishima ohzora@universe
2024年12月16日

先日、大阪味園ユニバースで開催された「君島大空合奏形態ライブ」に行ってきました。味園ユニバースは年内で閉店してしまうのでこれが最後のライブになりました。
 
味園ユニバースで見たライブは思い出深いものが多くて本当に残念なのですが、ライブ中に「ずっと味園ユニバースでライブをしたかった」と言っていた彼らのライブを最後に見ることができて本当に良かったです。
 
メンバーは君島大空の他にギター西田修大、ベース新井和輝、ドラム石若駿、といった布陣でこれで悪いわけがないのですが、圧倒的な演奏クオリティとサウンドエフェクト、轟音、照明で、途中から直視できなかった(苦笑)。目を閉じてひたすら音の渦に身を委ねていました。
 
正直なところ、君島大空の曲は僕のストライクゾーンよりも少しずれているのですが、それを上回る得体の知れない魅力があります。見てはいけないものを見てみたい、自分の理解できないものに触れたいというような、知的欲求なのかも知れません。
 
歳をとってくると、今まで聴いてきた音楽や出来事が一番心地よくて、新しいものへ触手が伸びなくなってくるのは、誰にでもあることだと思いますが、やっぱり自分にとって新しいものへの興味は無くしたくないですね。

Tivoli Audio
2024年11月24日

つい最近、思い立ってメルカリでずっと欲しかった
チボリオーディオのラジオを購入しました。
Bluetoothは付いていないモデルワンというモデルです。
ラジオとAUX外部端子のみのラジオですけど
デザインが秀逸なので、いつか欲しいと思っていました。
 
ここ数年の物価高で今まで普通に買えていた(?)
あれこれが恐ろしく高くなってしまって
欲しいものは今が一番安い!と思って。
とはいえ中古なんですけど。
 
ちなみに同時期にアップルウォッチを
これもメルカリで売ったのですが、
ちょうど金額が同じくらいになったので
実質タダで手に入れられたのもよかった。
届いたその日にサンソン聞いてなごんていました。
いわゆるQOL爆上げってやつですかね。
 
チボリオーディオは音がいいと言われ続けていたので
どんなにいい音なんだと期待していたのですが
正直今時のBluetoothスピーカーの方が
ずっといい音がする気がします(苦笑)
これもまたご愛嬌ですね。

Tumbling Dice
2024年11月17日

先日、JR西日本のチケット「さいころ切符」を使って富山旅行に行ってきました。僕は福井県出身なのですが、同じ北陸の富山には行ったことがなかったので、とても楽しみでした。
 
さいころ切符というのは、往復5000円の特急切符(新幹線含む)で、行先(福岡、富山、白浜、津山の4つ)をネット上でサイコロを振って決める、行き先によってはかなりお得なチケットです。
 
で、今回は富山が当たったのですが、最初は日帰りで美味しいもの食べて帰ろうと思っていたのですが、せっかくなので温泉入って藤子不二雄ふたりの生誕地巡礼をすることになりました。
 
Fさんは高岡、Aさんは氷見、というところで生まれ育ったのですが、街にはモニュメントや看板など二人の生み出したキャラクターがたくさんいてテンション上がりましたね。
 
特にAさんが生まれた氷見には、ハットリくん、怪物くん、喪黒福造などめちゃくちゃモニュメントがあって写真撮りまくりました。妻が藤子不二雄のふたりの漫画で育ったので、詳しすぎる解説付きで巡れたのもよかった(笑)。
 
行く前は美味しい海鮮くらいしかないかも(失礼)と思っていた富山でしたけど、運河は綺麗だし自然もいっぱいだし歴史もあるし、とても楽しかった!お土産もたくさん買ったので、しばらく旅情に浸ります!

大阪大学サイバーメディアセンター / 公募型利用者募集 2024年版ポスター
2024年11月06日

Modern Life Is Rubbish
2024年10月27日

少し前の話ですが、オアシスが再結成をして
アリーナツアーをするという発表がありましたね。
あまり詳しく情報を追っかけていないので
ギャラガー兄弟の他のメンバーは誰なのかとか
知らないのですが、日本に来るなら見てみたい。
 
僕はオアシス初来日を名古屋クアトロで見たことがあります。
ぎゅうぎゅうの会場で、最前列で見たのですが
オーディエンスに押し潰されそうになって死ぬかと思った(泣)
持ち曲があの頃は少なくて「ロックンロールスター」を
2回やった記憶があります。懐かしいなあ〜。
 
オアシスといえばブリットポップ、ブリットポップといえば
もう一つの雄「ブラー」を忘れることができませんけど
僕はブラーは一度もライブを見たことがないんです。
これは悔やまれる。。大好きだったのになんで全盛期に見なかったのか。
なんか当時はライブはイマイチという話があったんだよなあ。
 
ちなみに僕が大好きなブラーのアルバムは2ndです。
僕がいちばん初めに聞いたブラーのアルバムというのもありますが
ブリットポップ黎明期の名盤だと思います。