WE PROPOSE A DESIGN FOR THE LIFESTYLE
THAT REPRESENTS THEIR OWN VALUES.
Another world
2023年03月26日

先日、「ピアノが弾ける人生を!」というコピーを見つけたのですが、
その時、「そうか、ピアノが弾けるということは、
別の世界線を手に入れることなのか!」と、
急に思いついたんです。
 
それまでは「ピアノが弾ける」「英会話ができる」といったことは
単純に自分のスキルや能力を高めるもの、として捉えていたのですが、
同時に別の世界線を手入れる、違う景色が見られるということでもあるんだな、と。
 
きっと、新たにピアノをはじめた人は、
音楽の聴き方や友達なども
それまでとは変わったり増えたりするわけで、
それこそ人生にもうひとつの
彩りみたいなものが加わっているはずです。
 
そうやって拡大解釈(?)していくと、
単純に能力やスキルだけの話だけではなくて
生活全般に言えることですよね。
推しができた、弁当を作りはじめた、とか。
 
ということは、自分のまだ知らない世界線は
自分の意思で自由に手に入れることができるんだ!と
とてもリアルに感じてきませんか?
僕は急にワクワクしてきたんですけど、おかしいかな(苦笑)
 
もしかしたら「世界線=自分の可能性」と
言い換えられるのかもしれないですが
僕としては「世界線=見たことのない景色」と捉えていたいです。
可能性、と思っちゃうと少し重いから。
 
僕は犬を飼ったことで犬との生活の世界線を知り、
ギターを弾いてバンド活動をすることで、
音楽の楽しさの世界線をもつことができた。
 
僕の生活には、まだ見たことのない世界線が
きっと大きく広がっているんだ、と感じています。
 
 
写真は最近手に入れたセロームの鉢植え。
めちゃくちゃ大きくなりそうで、怯えています(苦笑)

Original or Copy?
2023年02月19日

先日、京都の京セラ美術館で開催された
「アンディ・ウォーホル・キョウト展」に行ってきました。
平日のお昼に行ったのですが、それでも人が多かったですね。
余談ですが、プレスの方と一緒に、名和晃平さんもいらっしゃってました。
 
それはさておき、今更、僕がウォーホルのことを語るのも
どうかと思うのですが、展示は思ったよりも
ボリュームが少なくて、あっという間に見終えてしまいました。
元々、嫌というほど作品集などで見てきたアーティストだし、
僕にとっては歴史の確認作業、といった意味合いも強かったからかもしれません。
正直なところ、オリジナルを見ても大きな感動はなかったです。
 
これは当然、アーティストの作品に力がないわけではなく、
彼の提唱したポップアートの持つ側面だと思います。
アートが大量に消費されることで生まれる事柄だと。
ある意味、彼の思惑に踊らされているわけです。
 
しかし、ここまで僕らの生活の中に違和感なく
入り込んでいるアートも他にはないですよね。
もはや何がオリジナルでコピーかなんて意味をなさない。
現代では彼のアート手法も新しくもなんともないですが、
やはり先駆者としての凄みはしっかりと受け取ることができました。
 
余談ですが、若い学芸員さんは「ウォーホル」、
年配の学芸員さんは「ウォーホール」と言っていたのが面白かったです。
そうですよねー、昔は「ウォーホール」と呼んでたんだよなー。

Lee Ufan
2023年02月05日

先日、兵庫県立美術館で開催されている「李禹煥 展」へ行ってきました。
リーウーファンの作品は、直島にある「李禹煥 美術館」でも見たことがあったのですが
好きな現代美術作家ということもあり、いそいそと出かけていきました。

僕は彼の作品は、それ自体がテーマを発信しているというよりも、
作品と対峙して見る人との関係性を含めて
作品の意義が立ち上がってくると感じています。
なので、実際にその作品を自分の目で見るということが
僕にとっては、とても大切で重要なことになってきます。

以前からも作品に感じていましたが、
今回はより禅や仏教といった精神性、考えを感じました。
多分これは展示内容というよりも、きっと自分の気持ちの変化ですね。

余談ですが、坂本龍一の最新作「12」のアートワークには
リーウーファンのドローイングが使われています。
音楽とパッケージが見事に調和した傑作です。

Hotcake can wipe away tears from someone’s eyes
2023年01月21日

だれでも衝撃を受けるような、
ひょっとしたら人生を狂わされてしまうような
アーティストや作品に出会うことがあると思います。
 
僕にもご多分に漏れず、そういったアーティストや作品があって
それは、細野晴臣、高木正勝、海辺のカフカといった人や作品なのですが、
つい最近「たんぽるぽる」という短歌集を読んで
数年ぶりに、自分の価値観や物の見え方が
少し変わってしまうくらいの衝撃を受けました。
 
作家は雪舟えまさんという方で、
短歌だけでなく小説も書いているのですが
誰でもわかるような言葉で語られる、
読み手の想像力をぶわっと広げてくれるような表現や
心象の描写が本当に素晴らしいです。
 
ホットケーキ持たせて夫送り出すホットケーキは涙が拭ける
歩道橋にのぼってさけべ願い事は轟音に溶け込ませたら叶う
うれいなくたのしく生きよ娘たち熊銀行に鮭をあずけて
 
どこがどういいのか、僕の語彙力では
ちゃんと伝えることはとても難しいのですが
いままで自分が気つかなかった感情のスイッチが入ってしまった、
という感じがしています。

A HAPPY NEW YEAR 2023
2023年01月06日

新年あけましておめでとうございます。
弊社は株式化して今年で16年目を迎えます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
我が家では毎年大晦日には
すき焼きを食べることにしているのですが
年々量を食べられなくなってきたのと
後片付けが大変ということもあって
来年からはやめてうなぎでも
食べようということになりました(苦笑)
 
季節の行事はしっかりする、というのが
我が家の生活の指針(大袈裟だな)になっているのですが
まわりの人に聞いてみると、意外と何もしない人が
多くてびっくりします。
年越しそばをカップ麺で済ませるとかね。
個人的にはちょっと嫌だなあ。
 
前にも少し書いたような気がしますが
季節の行事をしっかりすることで
生活に句読点が打てるというか、
自分の現在地を再確認できるような気がしています。
日々を振り返って「去年の冬至はこんなんだったな」とか
単純に思い出が増えていくのも楽しいです。
 
ともあれ、今年は去年以上に
アクティブに過ごしたいと思っています。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします!
 
追記:写真は最近買ったマーシャルJCM800風のキーハンガー。
キーホルダー部分はちゃんとシールドのジャックになっていて
アンプヘッドに挿せるっていうのが最高です。
上にはCDも置けて「NOW PLAYING」ごっこしています(笑)

大阪大学サイバーメディアセンター / CYBER HPC SYMPOSIUM 2021
2023年01月06日

大阪大学サイバーメディアセンター / 大規模計算機システム 説明パネル
2022年12月27日

大阪大学サイバーメディアセンター / 新スパコン 利用者募集ポスター他
2022年12月27日

ズームス / The Lab. 展示パネル
2022年12月20日
ズームス / The Lab. 展示パネル

ズームス / The Lab. 展示パネル