Lee Ufan
2023年02月05日
先日、兵庫県立美術館で開催されている「李禹煥 展」へ行ってきました。
リーウーファンの作品は、直島にある「李禹煥 美術館」でも見たことがあったのですが
好きな現代美術作家ということもあり、いそいそと出かけていきました。
僕は彼の作品は、それ自体がテーマを発信しているというよりも、
作品と対峙して見る人との関係性を含めて
作品の意義が立ち上がってくると感じています。
なので、実際にその作品を自分の目で見るということが
僕にとっては、とても大切で重要なことになってきます。
以前からも作品に感じていましたが、
今回はより禅や仏教といった精神性、考えを感じました。
多分これは展示内容というよりも、きっと自分の気持ちの変化ですね。
余談ですが、坂本龍一の最新作「12」のアートワークには
リーウーファンのドローイングが使われています。
音楽とパッケージが見事に調和した傑作です。