OVER 100
2025年12月21日

先日、大阪で開催されている「藤城清治展」へ行ってきました。
藤城さんは今年101歳!になられたそうなのですが、会場入り口で流れていた映像での現在の様子を見ると、とても元気で滑舌もしっかりしていて、作品を見る前から圧倒されてしまいました(苦笑)。
展示されていた作品は、時系列で展示しつつ代表作もしっかりと見せるというような構成で、そのボリュームと質の高さに、さらさらに圧倒されてしまいました。
作品の数、質、そしてサイズ感、どれをとってもとんでもないクオリティで、しかも現在も新作を作っているなんて、ちょっと信じられません。本当に同じ人間なのかしら?「すっげえ!」としか言えません。
特に興味深かったのが、作品が初期の頃から現在まで、モチーフや興味によって作品の内容が変わるものの、作風とクオリティがほとんど変わっていないことです。切り絵を始めたとき時から、すでに完成されている。されまくっている。
悪く言えば、このことはマンネリともいえるのでしょうが、そうは言わせない圧倒的なセンスと繊細さ、色彩の美しさがありました。会場にいた人は、この膨大な情報量を処理するのに、頭がパンクしそうだったのではないでしょうか。僕は完全にキャパオーバーでした(いい意味で)。
全ての作品を見終えて、こんなに心地よい疲労感があった展示は久しぶりでした。まだまだ頑張らなくちゃな、としみじみ思えた展示でした。

